受賞作品
ヨコハマ・フットボール映画祭では、国内外で公開されたサッカー映画から、特に優秀な作品、スタッフ、キャストに対して賞を贈呈いたします。
各年度とも映画評論家であり、サッカー関連書籍の訳者としても知られる柳下毅一郎審査委員長による厳正な審査の結果、下記のとおり、各賞が決定、表彰状と記念の盾が授与されます。
過去の受賞作品作品は次のとおりです。
ヨコハマ・フットボール映画祭2012では、映画祭最終日の2月26日に本年度のアワードの発表と授賞式を行いました。
受賞結果は以下の通りです。
2012年度
最優秀プレイヤー賞
「TESE」チョン・テセ選手(北朝鮮・1FCケルン)
特別功労賞
「Jリーグを100倍楽しく見る方法!!」
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2011年度
最優秀作品賞 The BEST FILM AWARD
「エリックを探して」 ”Looking for Eric”
柳下審査委員長評
「言わずと知れたマンチェスター・ユナイテッドのキング、エリック・カントナが本人役で出演している映画。監督のケン・ローチは、イギリス映画界の名匠中の名匠と呼ばれる人物で、英国の庶民の心に響く作品を撮り続けています。
そして『エリックを探して』は、英国庶民の人生にとってサッカーがどれだけ大事なのか、カントナがどれだけ偉大なのかを描き切った作品といえます」
受賞コメント(株式会社マジックアワー 加賀谷輝氏)
「配給冥利に尽きる素晴らしいお言葉、ありがとうございます。
受賞したことをこの作品のエグゼクティブ・プロデューサーでもあるエリック・カントナ本人にも伝えたいと思います。」
最優秀監督賞 The BEST DIRECTOR AWARD
「マラドーナ」エミール・クストリッツァ ディエゴ・マラドーナ
Emir Kusturica & Diego Armando Maradona with “Maradona by Kusturica”
柳下審査委員長評
「旧ユーゴスラビア、セルビア共和国出身のクストリッツァ監督が、自分の境遇をマラドーナに重ねあわせるという、かなり大胆な作品です。両監督の人柄がよく表れた映画です。
また、2010南アW杯でもっとも注目を集めた監督でもあるマラドーナに敬意を込めて表彰します」
受賞コメント(キングレコード株式会社 石井稔久氏)
『何もそこまで』と思うほどのクストリッツァの執念が込められた作品ですので、ぜひDVDでお手に取っていただければと思います。
キングレコードは今後もサッカー関連作品を続々、企画していきたいと考えています。FIFAオフィシャル作品『2010 FIFAワールドカップ南アフリカ』は、ブルーレイ、DVDともに好評発売中です。こちらもぜひ、よろしくお願いします」
最優秀サポーター賞 The BEST SUPPORTER AWARD
「クラシコ」 AC長野パルセイロと松本山雅FC 両サポーター
AC Nagano Parceiro’s & Matsumoto Yamaga Football Club’s Supporters in “Clasico”
柳下審査委員長評
「地域リーグにもかかわらず、両クラブのサポーターはとても熱い。
そしてサッカーを楽しむためは、選手や監督だけではなく、サポーターの存在がとても重要だと思っています。
つまり、この賞は、サッカーファンが集うこの映画祭において、もっとも重要な賞であると位置づけられます。」
受賞コメント(樋本 淳 監督)
「長野、松本のサポーターのみなさんの代理として、この賞をお受けしたいと思います。負けてつらい時も、カメラの前で自分を表現してくれたサポーターのみなさんに感謝しています」
最優秀プレイヤー賞 The BEST PLAYER AWARD
「アイ・コンタクト」 ろう者女子サッカー日本代表チーム
Japanese deaf football national women’s team in “Eye Contact”
柳下審査委員長
「本気で戦って、本気で勝ちたいと努力している選手たちの姿に、見ているこちらも泣けてきました」
受賞コメント(ろう者サッカー女子日本代表チームMF御園裕未選手)
「自分の好きなことをやっている姿が、多くの人に伝わったことを嬉しく思います。この大きな賞に恥じないよう、チームの仲間とともに、さらに実力を伸ばしたいです。
次回のデフリンピック(2013年アテネ大会)では、ぜひメダルを勝ち取って、みんなでメダルを齧るポーズをとりたいです!」
審査員特別賞 SPECIAL JURY AWARD
「くたばれ!ユナイテッド」 ”The Damned United”
柳下審査委員長
「ユナイテッドとは、マンチェスターじゃなくてリーズ。ブライアン・クラフ監督は、リーズ・ユナイテッドの指揮官をたった44日間でクビになったという伝説も持った人物です。より多くの方に見てもらいたいという想いを込めて、審査員特別賞を送ります。」
受賞コメント(株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 芦田 健氏)
「この作品はビデオストレートで、劇場では公開されなかったのですが、とても面白い映画です。
このような映画祭でスポットを当てていただけたことはたいへん光栄です。ありがとうございました」
プレゼンター: Jリーグ事務局長 中西大介氏
「横浜在住です。サッカーの試合はたくさん見ます。映画も年間100本ぐらい、映画館で見ています。横浜、サッカー、映画の3つがそろったこのイベントは、私にとってとても楽しいイベントでした。主催者のみなさんに敬意を表します」
◇柳下毅一郎審査委員長プロフィール
1963年大阪府生まれ。特殊翻訳家・映画評論家・殺人研究家。多摩美術大学講師。
著書に『興行師たちの映画史』、『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』など。訳書に『クラッュ』(J・G・バラード)、『蒸気駆動の少年』(ジョン・スラデック)、『フロム・ヘル』(アラン・ムーア)など。
サッカーに関する造詣も深く、Jリーグ鹿島アントラーズのサポーター。日本代表の試合を追いかけて、ワールドカップにはたびたび姿を現す。サイモン・クーパーの『サッカーの敵』『アヤックスの戦争 第二次世界大戦と欧州サッカー』や『世界の作家32人によるワールドカップ教室』などの翻訳でも知られる。




















